logo.jpg
これまでの記事   最近の記事   コメントのある記事   カテゴリー   自己紹介  
<< 西粟倉村 カレンダー | main | 運動会 >>
09.23.Fri

スイッチ ばちん!




ちょっと重たいスイッチだった。

気が付くと2年も更新していなかったブログのことを、
今も気にかけてくださっている方がいて、
時々、お声がけいただく。


なるたけ、正直に、ようびの「今」を伝えてきたから、
どう書いたらいいのかわからないことがあって、
そうすると何から書いたらいいかわからなくなって、今に至る。
今日、何かがハラリと落ちて、ページを開いてみたら、
ちゃーんとログインIDもパスワードも手が覚えていて、
ここが私の大切な場所だったことを思い出させてくれた。


約二年前、木工にはつきものと言えばつきものの、
でも、もっとももっとも恐れていた、仲間の怪我があった。
幸い、処置もよかったおかげで、最終的には大事には至らなかったのだけど、
その子は西粟倉を去った。
毎年一人ずつ、一人ずつ増えた仲間が減るのは、初めての経験だったから、
なんというか、本当にびっくりするぐらいショックだった。

そしてその一年後ぐらいかな?ひろむが、実家に帰った。
彼女が、いつか地元に戻りたいということは分かっていたけれど、
とてもとても寂しくて、今でも会いたいなって思ってしまう。
同時に、もう少し、もう少しで職人修行の苦しいところを抜けれる、その最後の追い込みのところだったから、情けないような、悔しい気持ちになる。
彼女に対しても、自分に対しても。
本当に一生懸命頑張ってくれていたから、あぁ、もう少しこう言ってあげればよかったな、
とか。

自分の娘すらご飯の時にはちゃんと座りなさい、
ということを教えることすらままならないのに、
私なんて本当にダメダメな人間なのに、
人様の子供を預かるというのは本当に大変だ。
ローカルでの起業、は思った以上に楽じゃない。


ご存知の方も多いかと思うのだけれど、
今年の一月、ようびの工房は火事で焼けてしまった。
このことはやっぱりまだうまく書けない。

でも、伝えないと、と今日思った。
難しいことは、どうせ書けない。
カッコ悪いことは、どうせバレている。
時間がかかってしまって、本当にごめんなさい。

その間、すごい大切な仲間が増えて、
やっぱりただただ、前に進もうとする「ようび」のエネルギーには
私自身が、誰よりワクワクしてると思う。
ずっとやりたかった仕事にもチャレンジさせていただけるようになってきた。
ようびめしのメニューも変わってる。

私は面と向かって伝えるのが、本当に下手くそだ。
だから、この場所が大事。
そして、ここに出てくる、日々と人たちが大事。
それだけは残さないとって思った。

だから、スイッチ ばちん!
撮るし、書く。て決めた。
コメント
コメントする








 
この記事のトラックバックURL
トラックバック