logo.jpg
これまでの記事   最近の記事   コメントのある記事   カテゴリー   自己紹介  
09.29.Sat

テレビ!!!

NHKの放送日ですが、とってもややこしいのですが、 土曜日(今日)の深夜です! 日曜日の0:05ってわかりにくいですよね!ごめんなさい! よろしくお願いします!!
09.24.Mon

ap bank × 西粟倉 テレビに出ます

nhk.jpg

一人のファンとして、めちゃくちゃ楽しみにしています!
ap bank fes のドキュメント。
ライブ映像盛りだくさんだそうですよ。

小林さんが、西粟倉に来てくださった様子も流れると思います!

今回、西粟倉代表として、木工房ようびがフェスに参戦してきました。
もしかしたら、汗だくの私も、映っているかも。

絶対に見てね!

更に、BSによる再放送では、より詳しく西粟倉のことも取り上げてくださるかもしれません。
契約がまだの人は、今こそ(笑)
09.14.Fri

終わりと始まりと

1397264911.jpg
長く、ブログの更新を怠って、ご心配をおかけいたしました。
心配してメールくださった皆さん、ありがとうございます。

この夏、木工房ようび 総力を尽くしたプロジェクトが一区切りを迎えました。

湯郷温泉・季譜の里ロビーの大改修。

木工房ようび が立ち上がって、丸三年。
「日本の家具を変えてやる」そんな気持ちで挑んだ、一大プロジェクトです。

改めて、私たちが何に挑んだか。

有用な材料として、広く植林されたヒノキ・杉ですが、輸入材との対抗、住宅事情の変化などで、過剰供給気味となっている。その結果、値崩れを起こし、森林所有者の意欲の低下、高齢化、手入れ不行届きな現状がある。
このプロジェクトは、これまで、主に建築に使われてきた、ヒノキを、家具にして、表舞台へと送り出すものです。

本来、愛されたが故にたくさん植えられたはずの、ヒノキや杉が、
なぜ積極的に家具材として利用されてこなかったか。
それは、よく言われる「強度」の問題ではなく、「文化」の問題であったように思います。
イスなどの家具を日本人が一般的に使うようになったのは、最近のこと。
イスもイスを作る技術も、西洋から輸入されたものです。
これまで家具職人は、その教えを守るかのように、広葉樹で家具を作り続けてきました。

しかし、世界を見回せば、なくならない違法伐採、日本を見渡すと、溢れる針葉樹資源という現在があります。
改めて見直せば、日本には指物など、針葉樹をうまく使う技術も、愛する素地もある。

私たちは、この「現在」に立ち会ったものとして、積極的に針葉樹の家具にチャレンジしてきました。
伝統的な木組みの技術を応用し、また、海外の新しい考え方も取り入れ、
そして、何より「日本人」の体型に向き合って、形を生み出してきました。

そしてついに、皆さんに胸をはって、「これが日本の新しい家具だ」と言える、ヒノキのイスが完成しました。
単なる地域産材利用にとどまるつもりはありません。
デザイン・実際のすわり心地にも、徹底的にこだわっています、

また、手入れがなされていた木に高い付加価値をつけることで、
森林所有者の方の手入れに対する「やる気」に繋がればと、心から願っています。

それらの家具が、地元の温泉旅館・季譜の里のロビーを彩りました。
4種類30脚のヒノキのイスが並ぶロビーは、世界でも初めての試みになることでしょう。
また、売店も同じくヒノキの家具でリニューアルされます。


是非、その目で確かめてみてください。
おじいちゃんたちの世代が植え育ててくれた木に、どれだけの可能性があるか。
日本は木の文化だと言われます。それをDNAで感じて欲しい。体感して欲しいです。


そして、これは終わりじゃない。
始まりです!
これからはじまるのは、まさにクレージーな、企画!
その名も「32Project」(スリーツープロジェクト)
すべての客室を、一部屋ずつ違った新しいデザインのイスで彩っていきます。
すべて違ったデザインの椅子を選ぶだけでも大変なのに、0からデザイン・制作します。
こんな企画、聞いたことがない!だから、やります!

特設のHPもオープンして、これからどんどん充実していきますので、
こちらもお楽しみに!

また、季譜の里さんではリニューアルに伴って、キャンペーンも実施中。
9・10月は、オリジナル手ぬぐいプレゼント!デザインBY大島奈緒子です! 岡山にお出かけの際は、是非、ご利用ください。
ようびの最新自信作「スピンアームチェア」のページも、よろしくお願いします。

IMG_7225.JPG